[受験]ラストスパート番外編

久々に勉強しました。
内容は、専門科目Aの復習。
いつまで経っても、基礎勉強が続きます。
むしろ勉強を怠っていたというのも一理ありますが。。。
 
さて、友人に勧められ、1冊の本に出会いました。
「物理数学の直観的方法」
長沼伸一郎著 通商産業研究社
 
今、一番理解し難い複素関数論について分かりやすく
それこそ正に、直観的に書き表されています。
数学のイメージが掴める1冊であります。
他分野もいくつか挙げられていましたが、うれしいことに
大体僕の思い描いていたイメージと一致していたということ。
内容で、興味を引かれたのは
大学授業でなぜ直観的にイメージを掴めるような教え方をしないのかという
原因(理由)が述べられていたところ。
なぜならば、数学という学問は非常に厳密性を以て書かれなければいけないということで、
 
簡単に書くこと=厳密性が失われる⇒世に出せない。
 
これは本に関わらず、授業についても同様であるということ。
確かに。
 
しかし、数学を学ぶということは、勉学し一人一人イメージを描くということが
数学の本質なのではないだろうかという裏の姿も見えてくる。
一般大衆(僕自身も一部分野含め)にとって必要なのは、前者ではあるが
真に学ぶ研究者に必要なのは、むしろ後者である。
ごもごもごもっとも。
人によって選択できる環境が今の世になく、大学で数学を学ぶ人全て
後者の方法で授業が行われているところに疑問と対策を思い描いた。
 
気がつけば、試験まであと23日。
正直、暑すぎて勉強できません。(僕の部屋はエアコンなんてない)
最後の足掻きをして、試験とよい闘いができるようにします。